表面熱処理とは
更新日:2022年9月12日
更新者:西野
こんにちは
エア・ウォーターNV㈱です。
今回のブログでは、表面熱処理についてお話したいと思います。
表面熱処理とは、金属製品の表面に所要の性質を付与する目的で行う熱処理のことを言います。
また、鋼を対象とした表面熱処理は大きく分けると
以下の通り、2つに区分することができます。
①表面だけを加熱して焼入れ、硬くさせる表面焼入れ
②異種元素を加熱によって表面から浸透させる熱拡散処理
高周波焼入れ・レーザ焼入れなどは①番の表面焼入れに分類され、
浸炭焼入れ・浸炭窒化焼入れ・浸硫窒化・クロマイジングなどは②番の熱拡散処理に分類されます。
ちなみに、弊社独自技術「NV窒化」は、ガス活性化処理と窒化処理を組み合わせた処理です。
NV窒化は窒素原子を金属内部に拡散浸透させる処理ですので、②番になります。
下記表は、鋼を対象とした表面熱処理の分類をまとめてみました。
参考にして頂ければと思います。
エア・ウォーターNV㈱では、今後とも皆様がお役に立てそうな情報を発信していきたいと思います。
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